内容紹介
伝熱学の基礎的な考え方を丁寧にわかりやすく解説!
本書は、初学者が理解できるように、伝熱学の基礎的な考え方を丁寧にわかりやすく解説したものである。通常よく遭遇する代表的な場合の伝熱計算に必要な式を示すとともに、例題を数多くあげて、考え方と問題を解く能力が十分に身につくように図った。また、各章末には演習問題を設け、解答欄には途中の要点も示した。大学・高専の教科書として、技術者の参考書として好適である。
※本書籍は、理工学社から発行されていた『伝熱学の基礎』(ISBN978-4-8445-2713-8)を、オーム社から再発行するものです。オーム社からの再発行にあたっては、理工学社の版数、刷数を継承して書籍に記載しています。
目次
主要目次
1章 序論
(伝熱学とは 伝熱の基本的な形態 基礎用語)
2章 熱伝導と熱通過
(熱伝導の基礎理論 一次元定常熱伝導 熱通過 フィンの伝熱)
3章 対流伝熱
(熱伝達率 対流伝熱の理論 強制対流熱伝達 自然対流熱伝達)
4章 相変化を伴う熱伝達
(相変化と伝達 沸騰熱伝達 凝縮熱伝達)
5章 放射伝熱
(熱放射の基本法則 黒体面間の放射伝熱 灰色面間の放射伝熱 ガス放射)
6章 熱交換器
(熱交換序論 熱交換器の形式 対数平均温度差による計算方法 熱交換有効率・熱通過単位数による計算方法 汚れ係数)
演習問題