内容紹介
開発者に新しい視点を与える7つのデータベース
近年、伝統的なRDBMS(リレーショナルデータベース管理システム)ではない、いわゆるNoSQL系の次世代DBMSが、クラウド上で動く分散アプリケーションの普及を背景に台頭しつつあります。しかし、さまざまな実装が群雄割拠しており、導入しようにもどこから手をつけたらよいか分かりにくい状態です。
本書は、NoSQL系DBMSに関心がある技術者を対象として書かれた“Seven Databases in Seven Weeks: A Guide to Modern Databases and the NoSQL Movement”(Pragmatic Bookshelf, 2012)の日本語訳です。特徴的な7種類の次世代DBMSのエッセンスを体験しながら学べる構成となっており、ひととおりの概念を理解したい人に最適です。
このような方におすすめ
ソフトウェア開発者
プログラマ
目次
主要目次
第1章 イントロダクション
第2章 PostgreSQL
第3章 Riak
第4章 HBase
第5章 MongoDB
第6章 CouchDB
第7章 Neo4J
第8章 Redis
第9章 まとめ
付録A データベースの概要表
付録B CAP定理
付録C 参考資料
詳細目次
本書に寄せて
謝辞
はじめに
第1章 イントロダクション
1.1 最初に質問
1.2 データベースの分類
1.3 今後の行方
第2章 PostgreSQL
2.1 Post-greS-Q-L
2.2 1 日目:リレーション・CRUD・結合
2.3 2 日目:応用的なクエリ・コード・ルール
2.4 3 日目:全文検索と多次元
2.5 まとめ
第3章 Riak
3.1 Riak はウェブがお好き
3.2 1 日目:CRUD・リンク・MIME タイプ
3.3 2 日目:mapreduce とサーバークラスタ
3.4 3 日目:コンフリクトの解消とRiak の拡張
3.5 まとめ
第4章 HBase
4.1 HBase 入門
4.2 1 日目:CRUDとテーブル管理
4.3 2 日目:ビッグデータを扱う
4.4 3 日目:クラウドに持って行く
4.5 まとめ
第5章 MongoDB
5.1 ばかでかいMongo
5.2 1 日目:CRUDとネスト
5.3 2 日目:インデックス・集約・mapreduce
5.4 3 日目:レプリカセット・シャーディング・地理空間情報・GridFS
5.5 まとめ
第6章 CouchDB
6.1 カウチでリラックス
6.2 1 日目:CRUD・Futon・cURL Redux
6.3 2 日目:問い合わせビューの作成
6.4 3 日目:応用的なビュー・Changes API・レプリケーション
6.5 まとめ
第7章 Neo4j
7.1 Neo4j はホワイトボードフレンドリー
7.2 1 日目:グラフ・Groovy・CRUD
7.3 2 日目:REST・インデックス・アルゴリズム
7.4 3 日目:分散型高可用性
7.5 まとめ
第8章 Redis
8.1 データ構造サーバーストア
8.2 1 日目:CRUDとデータ型
8.3 2 日目:応用的な利用と分散
8.4 3 日目:他のデータベースと戯れる
8.5 まとめ
第9章 まとめ
9.1 データベースの分類ふたたび
9.2 選択
9.3 これから
付録A データベースの概要表
付録B CAP定理
B.1 結果整合性
B.2 現実世界のCAP 定理
B.3 レイテンシーのトレードオフ
付録C 参考文献
訳者あとがき
索引
著者・訳者について
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