内容紹介
コンポーネント作成に必要なテクニックを満載!
Windowsも .NET Frameworkも、コンポーネント技術の上に成り立っているので、コンポーネントウェアを体系的に理解する必要がある。本書は、マイクロソフト社の開発言語C#を使って、コンポーネント開発を解説する。特に、WebサービスをWindowsアプリケーションから利用する方法や、データプロバイダの作成など、他書では触れられないトピックを扱う。
このような方におすすめ
コンポーネントウェアによるプログラミングをこれから学びたい人
C#のユーザーでコンポーネントプログラミングに興味のある人
目次
主要目次
はじめに
本書を読む前に
第1部 .NETのコンポーネント技術
第1章 コンポーネント技術の概要
第2章 C#の基礎
第2部 コンポーネントの作成
第3章 ユーザーコントロール
第4章 クラスライブラリ(1)――DB接続
第5章 クラスライブラリ(2)――エンティティ
第6章 カスタムコントロール
第3部 Webサービスの作成
第7章 Webコントロール
第8章 XML Webサービス
第4部 アプリケーションの統合
第9章 アプリケーションの作成・統合
第5部 .NETのインターオペラビリティ
第10章 Visual Basic .NETとの連携
第11章 COMとの相互接続性
第12章 データプロバイダ
参考文献
索 引
詳細目次
はじめに
本書を読む前に
第1部 .NETのコンポーネント技術
第1章 コンポーネント技術の概要
1.1 コンポーネント技術の発展
1.2 .NETコンポーネント
1.2.1 XCOPYによるインストール
1.2.2 ライフタイム管理
1.2.3 バージョン管理
1.3 .NET Frameworkの基本
1.3.1 .NET Framework=Windowsに代わるプラットフォーム
1.3.2 クラスライブラリ
1.4 本書で扱うコンポーネント技術の概要
1.4.1 Windowsアプリケーション
1.4.2 ユーザーコントロール
1.4.3 クラスライブラリ
1.4.4 カスタムコントロール
1.4.5 ASP .NET Webアプリケーション
1.4.6 Webコントロール
1.4.7 ASP .NET Webサービス
1.4.8 データプロバイダ
1.4.9 本書で扱う他の技術
第2章 C#の基礎
2.1 基本的な文法
2.1.1 クラスの概念とプロジェクトの作成方法
2.2 制御構文
2.2.1 if文
2.2.2 for文
2.2.3 while文
2.2.4 do ~ while文
2.2.5 foreach文
2.3 クラスの継承
2.4 例外処理
2.5 名前空間
第2部 コンポーネントの作成
第3章 ユーザーコントロール
3.1 作成するコントロールの紹介
3.2 ユーザーコントロール
3.3 ユーザーコントロール作成のためのVisual Studioの操作
3.3.1 ソリューションの作成
3.3.2 プロジェクトの追加
3.4 ログインコントロールの作成
3.4.1 ファイル名とクラス名の変更
3.4.2 コントロールのデザイン
3.4.3 プロパティの編集
3.4.4 イベントの宣言とイベント発生関数の定義
3.4.5 コントロールのイベントハンドラ
3.5 テストクライアントの作成
3.5.1 テストクライアントのプロジェクト作成
3.5.2 Formのデザイン
3.5.3 Loginコントロールのイベントハンドラ
第4章 クラスライブラリ(1)――DB接続
4.1 作成するコンポーネントの紹介
4.2 DB接続クラスライブラリの意義
4.3 データベースのインストール
4.3.1 利用するデータベース
4.3.2 SQL Server 2000のインストール
4.3.3 MSDEのインストール
4.4 データベース領域とテーブルの作成
4.4.1 データベース領域の作成
4.4.2 データベース操作用プロジェクトの作成
4.4.3 テーブルの作成
4.4.4 UserListテーブルのレコード追加
4.5 DB接続クラスの作成
4.5.1 プロジェクトの追加
4.5.2 DB接続クラスの作成とコーディング
4.6 Loginコントロールの改訂
4.6.1 DBConnectの参照設定
4.6.2 イベントパラメータクラスの作成
4.6.3 Loginクラスの改訂
4.7 テストクライアントの変更
第5章 クラスライブラリ(2)――エンティティ
5.1 作成するコンポーネントの紹介
5.2 エンティティクラスとは
5.3 サンプルデータの登録とDB接続クラスの機能追加
5.3.1 サンプルデータの追加
5.3.2 DB接続クラスの改訂
5.4 ToDoリストコンポーネントの作成
5.4.1 PIMComponentプロジェクトの追加
5.4.2 ToDoリストのエンティティクラスの作成
5.5 ToDoリストクライアントの作成
5.5.1 プロジェクトの追加
5.5.2 メインフォームの作成
5.5.3 編集フォームの作成
5.5.4 動作確認
5.6 予定表コンポーネントの作成
5.6.1 ユーザー情報クラスの作成
5.6.2 予定表のエンティティクラスの作成
5.7 予定表クライアントの作成
5.7.1 プロジェクトの追加
5.7.2 メインフォームの作成
5.7.3 編集フォームの作成
5.7.4 動作確認
第6章 カスタムコントロール
6.1 作成するコンポーネントの紹介
6.2 カスタムコントロール
6.3 GDI+とGraphicsオブジェクト
6.4 予定表グリッドコントロールの作成
6.4.1 プロジェクトの作成
6.4.2 予定表グラフクラスの作成
6.4.3 OnPaint
6.4.4 Graphのデザインと座標計算
6.4.5 イベント発行
6.4.6 コンポーネント内でのみ使用するクラス
6.5 予定表クライアントの作成
6.5.1 プロジェクトの作成
6.5.2 ツールボックスのカスタマイズ
6.5.3 フォームの作成
6.5.4 動作確認
第3部 Webサービスの作成
第7章 Webコントロール
7.1 作成するコントロールの紹介
7.2 ASP .NETとIIS
7.2.1 Sessionオブジェクト
7.2.2 ポストバック
7.3 Webコントロール
7.4 ASP .NETの認証
7.5 ログインコントロールの作成
7.5.1 新しいソリューションとプロジェクトの作成
7.6 ログインコントロールのデザイン
7.7 Form認証の実装(Web.configを使う方法)
7.7.1 ログインコントロールのコーディング
7.7.2 Web.configの編集
7.8 ログインページの作成
7.8.1 ログインページの作成
7.8.2 ログイン成功ページの作成
7.8.3 動作確認
7.9 Form認証の実装(DBを利用する方法)
7.9.1 Form認証のより実用的な実装
7.9.2 ログインコントロールの変更
7.9.3 Web.configの変更
7.9.4 ログインページの変更
7.9.5 ProtectedPage.aspxの変更
7.9.6 動作確認
第8章 XML Webサービス
8.1 作成するサービスの紹介
8.2 XML Webサービスの概念
8.2.1 XML Webサービスの特徴
8.2.2 XML Webサービスの雛形
8.3 DB接続クラスの機能追加
8.3.1 サンプルデータの追加
8.3.2 DB接続クラスの機能追加
8.4 アドレス帳サービスの作成
8.4.1 プロジェクトの作成
8.4.2 Web.configの編集
8.4.3 AddressListのコーディング
8.4.4 SOAPヘッダによるカスタム認証
8.4.5 アドレス帳サービスの単体での動作確認
8.5 XML Webサービスの利用方法
8.6 アドレス帳ページの作成
8.6.1 アドレス帳ページの追加
8.6.2 アドレス帳サービスの参照設定
8.6.3 アドレス帳ページのコーディング
8.6.4 新規作成ページの作成とデザイン
8.6.5 新規作成ページのコーディング
8.7 動作確認
第4部 アプリケーションの統合
第9章 アプリケーションの作成・統合
9.1 作成するアプリケーションの紹介
9.2 WindowsアプリケーションとXML Webサービスとの関係
9.3 PIMアプリケーションの作成
9.3.1 ソリューションの作成
9.3.2 ToDoリストフォームと予定表フォーム
9.3.3 メインフォームの作成
9.4 アドレス帳機能の追加
9.4.1 AddressListサービスの参照設定
9.4.2 アドレス帳フォームの作成
9.4.3 アドレス編集フォームの作成
9.5 動作確認
第5部 .NETのインターオペラビリティ
第10章 Visual Basic .NETとの連携
10.1 作成するアプリケーションの紹介
10.2 .NETのマルチランゲージ
10.3 Visual Basic .NETによるPIMアプリケーション
10.3.1 ソリューションとプロジェクトの作成
10.3.2 フォームの作成
10.3.3 実行結果
10.4 Tasks.csをVisual Basic .NETで継承する
10.4.1 プロジェクトの作成
10.4.2 Tasksクラスの作成
10.4.3 動作確認
10.5 Visual Basic .NETのクラスライブラリをC#のクライアントで利用する
10.5.1 言語間の関係
10.5.2 プロジェクトの作成
10.5.3 フォームの作成
10.5.4 動作確認
第11章 COMとの相互接続性
11.1 作成するコンポーネントとクライアントの紹介
11.2 .NETとCOMのインターオペラビリティ
11.3 Office XP Web Services Toolkit
11.4 DBConnectとPIMComponentの変更
11.4.1 DBConnectの変更
11.4.2 PIMComponentの変更
11.5 ToDoリストのエクスポートアプリケーションの作成
11.5.1 実行時バインディングで動作するアプリケーション
11.5.2 事前バインディングで動作するアプリケーション
11.6 PIMデータのインポート用クライアントの作成
11.6.1 プロジェクトの作成と参照設定
11.6.2 フォームの作成
11.6.3 動作確認
11.7 Excel版アドレス帳クライアントの作成
11.7.1 AddressListServiceの変更
11.7.2 クライアントの作成
11.7.3 Webサービス参照の追加
11.7.4 クライアントのコーディング
11.7.5 動作確認
第12章 データプロバイダ
12.1 作成するコンポーネントの紹介
12.2 データプロバイダの概念
12.3 データプロバイダに必要なクラス
12.4 AddressListDataProviderの作成
12.4.1 プロジェクトの作成
12.4.2 Connectionクラスの作成
12.4.3 Commandクラスの作成
12.4.4 DataReaderクラスの作成
12.4.5 DataAdapterクラスの作成
12.5 テストクライアントの作成
12.5.1 プロジェクトの作成
12.5.2 フォームの作成
12.5.3 動作確認
12.6 最後に
参考文献
索 引
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