内容紹介
日本図書館協会選定図書
60余例を増補 !! 総数543の継手・仕口を集大成
洋家具・和家具・指物から建具・建築に至るまで、木工の伝統技術の要である継手・仕口の和洋古今の手法を集大成したものである。継手や仕口は、使用目的、個所、工作の形によって分類・配列して、わかりやすい姿図で示すとともに、解説文を付した。家具・指物・建具など木工の仕事に従事する人々の実務の手引き書として、設計者、技術指導者や研究者、学生の参考書として好評である。
目次
主要目次
1 つぎ手について
(角継ぎ 平継ぎ 矩接ぎ 両矩接ぎ 不等矩接ぎ 矩組み接ぎ 両矩組み接ぎ 平矧ぎ接ぎ 留め形接ぎ 端嵌め掛け 吸付き掛け)
2 仕口について
(しゃち締めの留め 四方端嵌め掛けの甲板 ランバーコア応用の甲板 軸可動支持板の仕組み 脇被せ端嵌め掛けと納まり 見付き迫り出しほぞ組 枠組みほぞ上端の納まり 鏡板嵌め枠棚の仕口 古式つぎ手と仕口 他…計240余例)
3 工作の基本
(「三・四・五」さしご 蟻形ほぞの落とし掛けの基準寸法割合 数比の蟻形 他)
継手・仕口の使用例
(木造家屋 床の間と棚 車のついた長持-軽子 木の机 B.C.1500~1400年のエジプトのいす 17世紀の生活家具-プレス)