内容紹介
原理・構造・機能を懇切に図説
本書は,既刊の「初学者のための自動車工学」を,工業技術の進展を考慮して,全面的に改稿したものである。基本的な原理・構造・機能を図・写真を多用して,わかりやすく解説するとともに,電子制御を利用した装置や技術,新素材について多くのページをさいた。単位系はSIを採用し,次世代に対応できる本書は,工業短大・工業高校の教科書として,また企業内研修にも好適の書である。
目次
主要目次
1章 総説
(自動車とは 自動車の分類 自動車の諸元 自動車の構造)
2章 自動車用エンジン
(自動車用エンジンについて ガソリンエンジンの働き 他)
3章 エンジン本体
(シリンダ クランク室 ピストン ピストンリング 他)
4章 燃料装置
(燃料 ガソリンエンジンの燃焼 燃料装置 燃料噴射装置 他)
5章 冷却装置
(冷却装置の目的および種類 冷却装置各部の構造 他)
6章 潤滑装置(潤滑油 潤滑装置)
7章 吸気・排気装置(吸気装置 排気装置)
8章 電気装置(バッテリ 点火装置 始動装置 充電装置)
9章 動力伝達装置(クラッチ 変速機 終駆動機 他)
10章 制動装置
(制動装置の種類 サービスブレーキ パーキングブレーキ 他)
11章 かじ取り装置と走行装置(かじ取り装置 走行装置)
12章 車軸・懸架装置・フレーム・ボデー
(車軸・懸架装置 フレーム・ボデー)
13章 電装品(点灯装置 計器 ワイパ・ホーン・ミラー 他)
14章 自動車の性能
(タイヤと路面との間に働く力 自動車の諸性能)