内容紹介
地質汚染対策の実態と実例解説からリアルにその実務がわかる!
大気汚染や工場からの有機溶剤、重金属排出などは結局、地質の汚染となり、地下水の汚染へと拡大して周囲の環境をも汚染している。汚染した地質や土壌は不動産の価値を低下させ、環境への影響も深刻になっている。
東京都条例の施行にみられるように、環境、とりわけ地質汚染の法制化が急ピッチで行われている。
本書は、著者らの豊富な経験をもとに実際に役立つ初動調査方法、汚染現場地下空気調査法と分析方法、ボーリングおよび汚染浄化方法などの現場技術と実務を詳述した書。
このような方におすすめ
・自治体の環境・公害等の担当者
・建設関係の環境対策関係者、調査コンサル会社 ほか。
目次
主要目次
第1章 地質汚染のオーバービュー―環境問題としての地質汚染―
第2章 不動産取引と地質汚染
第3章 地質汚染の初動調査
第4章 地下空気汚染現象と調査法
第5章 気体の濃度測定
第6章 実践的ガスクロマトグラフィー
第7章 地質ボーリングの理論と実際
第8章 地質汚染浄化技術